~食材別ポイント図鑑~
調理の基本的食材にんにく!
伊・仏・中・韓など世界中の料理で活躍する人気者です。
ただ日本では薬草という位置づけにあり、肉食文化がなかったことと仏教で好まれてなかったために和食でにんにくは取り入れられてきませんでした。
イタリア料理店に見習いで入った私は毎日大量に皮むいたり
すりおろしたり・・・いい思い出です(/ω\)
にんにく Garlic
①コールドスタート 
コールドスタートとは火をつける前のフライパンに食材を入れてから火をつけるという方法。
にんにくと鷹の爪をオイルに香りを移す際によく用いられる。
潰した、または切ったにんにくと鷹の爪、オイルを入れ弱火でゆっくり温める。油に香りを移す工程であることを意識して。
この時、フライパンを傾けたりしてオイルだけが熱くなりすぎるのを防ぐ。

スライスやみじん切りの場合、オイルが温まり始めてからにんにくが焦げるまでが早いので、途中火から外したり、余熱も利用しながら様子を見る。
②にんにくのカット
- 潰す…香り弱め、時間も少しかかる。
焦げづらくホクホクとした芋のような食感。他の食材に混ざっても取り出せるのでにんにく自体を食べたくない人に向く。
- スライス…オイルから取り出して油気を切るとガーリックチップとしても使える
- みじん切り…香り出やすい、火が強いとすぐに焦げる。
他の食材と一緒に摂取してもあまり気にならない
③にんにくの効果効能
- 消化促進
- 代謝作用UP
- 疲労回復
- 殺菌作用
実は挙げたらきりがないほど、にんにくは健康効果の高い食材。
しかし殺菌作用や刺激が強すぎ、食べすぎると善玉菌などの
体に必要な菌も殺してしまいます。自分の体質も考慮しながら
生食で1片、加熱で2片を目安に摂取しましょう。